「ミニチュア・シュナウザーの特徴」

まるで仙人のような眉毛と、口髭のような顔面部のトリミングスタイル、そして四角張ったがっちりとした体格が大きな特徴。ドッグショーに出陳するミニチュア・シュナウザーは、断耳・断尾をした容姿が印象的です。そもそも、断耳は聞こえる範囲を広げるためや、獲物を追いかけて狭い場所へ入り込んだ際に、木の枝などでケガをしないように行われていたもの。ペットとして飼育されるようになった近年では、あまり行われなくなりました。オーストラリア、ドイツ、イギリス、ノルウェーなどでは断耳を禁止しています。
また断尾の習慣もケガの防止や体温の発散防止、凍傷や霜焼けの防止のため始まったとされています。こちらは現在も行われていて、一般的に生後5~10日以内に無麻酔、または局所麻酔で行われます。ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、オランダなどでは、現在断尾は禁止されています。

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