「ミニチュア・シュナウザーの被毛と毛色」

ミニチュア・シュナウザーの被毛は、上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の「ダブルコート」と呼ばれる二重構造となっていて、上毛と下毛がそれぞれ異なる色になっているのが特徴です。現在日本では
Black ブラックのアンダーコートに漆黒のトップコート/皮膚、被毛ともに黒いのが特徴。
Salt & Pepper ソルト・アンド・ペッパー/白と黒の上毛が均一に分布した中間的色調が特徴で、下毛はグレー。
Black and Silver ブラック・アンド・シルバー/下毛、上毛とも黒で、目の上と頬、髭、喉、胸の前部、足や後ろ脚内側と肛門周辺に白のマーキングがあるものが正式。
White ホワイト/下毛、上毛、睫毛も白。
の4色が、犬種の登録や管理を行う*JKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ)にて、スタンダードカラーとして定義されています。
ミニチュア・シュナウザーの毛色は、加齢や生活環境(日焼けなど)の影響により、黒い毛色が白っぽく退色するなど、成長するにつれて変化する場合があるのも特徴のひとつ。

*一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC1949年日本で設立。純粋犬種の犬籍登録や、有能・優良犬の普及、畜犬の飼育の指導奨励などの活動を行う国際的な愛犬団体。

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